50代で起業 後悔しないための自遊な生き方

15年勤めた会社を辞めて起業のために僕がやろうとしていること

食品スーパーのチラシ印刷ほどヤバいものはない

チラシ印刷のお仕事を頂けるのは有り難いという範疇を遥かに越えているお話

 

印刷会社ですから印刷させてもらうだけ幸せと思え!っていうのは経営者側の意見。でも現場は1分1秒(ちょっと極端?)を争う時間戦争なわけで。

某田舎の食品スーパーHストアのチラシ作成と印刷を10年以上させて貰っていますが、その掲載品の原稿の出方がまずヤバい

その1

文字原稿がおよそ人の書いた文字とは思えない程悪筆

この時代に手書きするか?と思うけど結構PCで入力するって面倒なのは理解しているし問屋と交渉しながらリストアップするから致し方ないけれど、暗号じゃあるまいし解読する時間がまず惜しい

その2

B4サイズという新聞折込に折らずに入る大きさで、紙面にピンク色で刷られた、昨今では珍しい“如何にも田舎の食品スーパー”チラシ。写真が1点もありません。かつて写真を掲載していたけれど、お店側から「写真は邪魔や!写真は商品を補足させるものやけど、キャベツ売るのにキャベツの写真入れなあアカン理由はないやろ!へ〜これがキャベツか・・・っていうお客がおったら別やけどな(笑)」

確かに理屈は通ってるけど・・・・・

その地域に住んでいる知り合いからこう呼ばれています。あぁ・・・あのピンクの文字ばっかりの変わり栄えせえヘんチラシか(失笑)・・・酷いと思いませんか?オペレーションした僕を目の前にしてよくそんな台詞言えたものです。

その3

お店の方と急な商品変更に対応出来るように携帯の番号を交換してた時期があったけどそれが仇となったこと数多・・・というのは掛かってくる電話が問答無世なわけで。こっちが休日なのにバンバン掛かってくる始末・・・お陰で最初の頃は制作途上の原稿を常に持ち歩かないと対応出来なくて、酷い時は家族で出掛けている時に掛かってて、「◯日掲載の森永のビスケット入荷ないから削除しといて!」とかね。

その4

折込チラシというのは新聞販売店に2日前の午前中に必納!なんていう決められたルールが全国販売店にあります。でも・・・そのルールを破った唯一のスーパーという噂が織り込み業者から聞きました。折込前日のお昼頃まで他店の商品動向を調査して値付けして地域最安値を目指しているとか。その甲斐あって確かに安い・・・でもそれだけ。お客さんはその目玉だけ買いに来るけど如何せん品数のバリエーションが乏しく定番商品に偏り過ぎて面白みに欠けると聞いたことがあります。でも・・・掲載品や掲載点数までアドバイスしてもおそらく答えは決まってます。“もしやって結果出んかったら責任とってくれるんか?”知りません、そんなの・・・・。とにかくやってみよう!的な˚気概がないとずっと旧態依然のお店から抜け出せないのにね・・・。

その5

お客様は神様・・・とは思わないけど、やっぱり商売ですから、それに似合った対価を頂けないと成り立ちません・・・・で成り立たないまま15年間続けています(馬鹿?)制作部の私がPCのオペしてるけど、かかった時間と頂ける対価を天秤に掛けると、言わずもがな大赤字。社内で決められた製作代と比べると、チラシの1/4くらいつくった段階で、後はサービス仕事です。安く見積もり過ぎた営業もアホだけど、そこをつつかない僕を含めた全員もアホやと思う。辞めてしまえば年間数百万が浮くのに。ボランティアやね・・・これは。

 

とまあいろいろクソカスに語ってしまいましたが、お店も一所懸命なのは理解しているし、お役に立ちたいと思う気持ちも嘘じゃない・・・でも今以上に力になれない現状を何とかしようという余力もないし・・・・。商売って難しいですね