50代で起業 後悔しないための自遊な生き方

15年勤めた会社を辞めて起業のために僕がやろうとしていること

フリーランスの敵!どんぶり勘定

どんぶり勘定というと食べ物の丼を思い浮かべるけれど、実は全く関係がありません。

 

どんぶりとは、江戸時代の職人が身につけていた胴巻きのこと。
江戸時代から戦前にかけての職人さん達は、胴巻きをつけて、そこに小銭や小物を無造作に入れて財布代わりにしていたのが由来で、要は細かい計算をろくすっぽしないでお金の出し入れをする様のことです。

 

私が思うに・・・世の中の商売のほとんどがどんぶり勘定と言っても過言はないでしょうか?

例えば・・・

合計10万2500円です。今回はキャンペーン期間中ということで端数をカットさせていただいて10万円丁度ということで・・・

最初からその価格なのか、本当に値引きなのか定かじゃないけれど、これをどんぶりと言わず何と言うのでしょうね?

家を買う時など、その代表かもしれません。ソーラーパネル付きでぶっ込みこの価格です!とか(笑)金額がデカ過ぎて高いのか安いのかわかりませんね。

単品で言われるとムチャ高いのにどんぶりになると高くても安く感じるのが本当不思議です。

でも・・・・・

自分がお客さんの場合はそれでいいです。フリーランスでグラフィックデザイナーをやっていく中で、自分の作ったデザインを、どんぶり勘定で売られたらたまったもんじゃないです。

かけた時間=お金です

相場というも加味した上での話だけど、1時間かかるデザインなのに100円でOKなんてはっきりいって寝てたほうがマシ。

直接窓口になる場合は交渉の余地があるけれど、問題は下請けの場合です。

最初に予算があって、各工程でそれをどう割り振るかです。世の中の製品の殆どは、おそらく積み上げ方式で見積するととんでもない金額になること必至です。先々どれくらい売れるか?リピートはあるのか?在庫管理はどうするのか?

 

これ・・・ほぼ100%過去の事例に基づいた皮算用です。

これくらい売れるだろう、リピートは半年先にはあるだろう、在庫は半年で吐けるだろう・・・という予測の元で見積もるわけですが・・・

当てもんじゃあるまいし、そんなええ加減な予測の中で、じゃデザイン代はこれくらいね!ってどの口が言うんでしょうね。

 

はっきりいうと商品としての印刷物は売れれば売れる程、デザイン代の占める割合って小さくなります。初回のみデザイン代が掛かりますなんてよく言われるけど、最初からその部分を小さく見積もられるとデザイナーとしては取るとこないでしょ?

下請けが言い値で通らざるを得ない理由です。

だから印刷会社のデザイナーは育たない所以はそこでしょう。

金銭感覚が育たない、自分の作ったデザインの価値がわからない、印刷も内製している場合、印刷現場の強い意向で、印刷しやすいデザイン、色指定をせざるを得ない。(誰のための印刷物でしょうか?)

印刷会社から下請けでデザインを受けるのは、正直いうと辛いです。印刷会社はいろんな工程を踏んで、利益の取れる工程があります。折り加工や製本作業のある場合がそれに相当します。また・・・これがいちばん厄介なこと。

他で利益が取れるから、この仕事は繋がりを続ける意味合いでサービス価格

こんなの外注のデザイナーには、そんな内情はわかりません。

これをされると、相場なんてあってないようなもの。

結論

仕事は直受けがいちばん美味しい。デザイン代ありきで見積が出来るから。

そうありたいけど、スタート仕立ての私には試練が続きそうです。