50代から起業 後悔しないための自遊な生き方

15年勤めた会社を辞めて起業のために僕がやろうとしていること

デザイナーの理屈 vs お客様の都合 その勝負の行方は?

長年にわたりデザイン業務に携わっていると

“デザインとはこうあるべきだ”

いい意味ではこだわりというかポリシーのようなものが築かれて、自分なりのスタイルが確立されます。

例えば販促系の食品スーパーチラシのタイトル

  • タイトル文字はモリサワの新ゴUレベルの太い書体で
  • タイトル文字のシアン系の色調は購買意欲が減退するから御法度 どうしても使う場合は近くに暖色系をいれること
  • 漢字ばかりのタイトルでは堅苦しいので、あえて平仮名にする(祭→まつり)
  • 文字を全て水平に並べると躍動感がなくなるので、斜めに振るとか扇形に並べる
  • タイトル文字のイメージを膨らませる為にイメージ写真は必須
  • !(吃驚マーク)はタイトル末尾に
  • メインタイトルの10%くらいの小さい文字を添えて大きいタイトルをより強調させる

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タイトルの能書きひとつとってみても両手で数えられるくらいこうあるべきっていう法則があり、紙面全体にわたると、両手両足使っても足りないくらいあります。

販促系のチラシを多数手掛けたせいか私が考えるデザインポリシーは

センスより目立ってナンボ

サラッとセンスのいい小洒落たデザインが得意な方もたくさんいらっしゃいますが、私は苦手・・・・。

メイン写真1枚とキャッチコピー一つでバランスよくセンスよくしてね!っていうお題は私にとって無理難題。その理由は・・・素材が少ないと簡単そうに見えて実は無茶苦茶難しいわけです。

そのいい例が名刺

素材としては

  • 社名
  • 名前(肩書き)
  • 住所電話番号 それだけです

91×55mmの小さなスペースがB3判チラシと同じくらいデザイン的にはシビアです。

逆に食品スーパーのチラシは素材が多くて時間はかかるけど、適当に並べても何とでもなるというか誤摩化しがきくわけです。

デザイン一つとってみても得意不得意がありますね・・・

いろんなデザインを手掛けて勉強しないといけません

 

そんなふうに謙虚な姿勢でいる時もあれば

悪くいうと、お客様の意向をそっちのけで、

“こんなイメージがインパクトがあっていいですよ”

的なゴリ押しでデザインを通してしまう時があるのが悪い癖で・・・。

だって・・・折込みチラシは間に合わなければ全て水の泡ですからね。

どんな手を使ってでも間に合わせたらぁ!的な勢いがないとやっていけません。(持論です)

でもね・・・・衝突も過去にたくさんやってきました

お客様と喧嘩は絶対駄目ですが、私も人ですから

 

今まででいちばん応えたお客様の言葉

作り手として、売れるチラシの理屈があるのかどうか知らんけど、うちかてうちの都合ちゅうもんがあるさかいな!

一刀両断の如くバッサリやられました・・・

 

その後どうしたって?泣く泣く修正しましたよ・・・

なんとか間に合ったけど、それ以降ゴリ押しの姿勢が影を潜めたのも事実です。

 

お客様は神様とは思わないけれど、お金を払う人の意見は最優先で聞くべし

 

若い頃に学んだ教訓です