50代で起業 後悔しないための自遊な生き方

15年勤めた会社を辞めて起業を成功させるために僕がやろうとしていること

評価することの功罪

人を評価することを功罪って言ってしまうと、「ならばどうやって給料を決めるねん?」っていう部分の話になります。おそらく100人いたら90人くらいは“評価”という言葉を聞いただけで萎縮します。自分の能力が露になって出来ていない部分を突かれて給料がマイナスされると恐怖におののく人が少なくないでしょう。

目次

評価をグレーゾンのまま放置が楽な理由

前職場での人事評価基準で、普通に毎日するべきことが予定通りにできたら(青)シール、出来なかったら(赤)シール。誰もが見えるところに成績表があって、そこに毎日ペタペタ貼っていくわけです。出来不出来が給料に反映されると聞いて、みんなどういう行動に出たでしょうか?

  • Aさん・・・正直に出来不出来のシールを添付。が劇的に減るでもが増えるでもなく影響なし
  • Bさん・・・モチベーションが上がらず連日(赤)シールであきらめムード
  • Cさん・・・出来ていないことでも(青シール)でタイミングを見て帳尻合わせをし出す
  • Dさん・・・が自分だけではないと安心したのか開き直って堂々と(赤)シール。

これを見て思ったのが、誰ひとりとしてモチベーションが上がって連日(青シール)になることがなかったということ。

 

成績表の本来の目的は出来不出来を見える化して、皆が(青シール)になるようにお互いにフォローし合う材料であったはずが、悪い言い方をすると見せしめにしかならなかったということです。

会社の業績に直結するものではなく、あくまでも業務が滞りなく進めるための基本的な指標のはずが、基準を作ったことで逆効果になったということはどういうことでしょう?

評価と聞くとマイナスイメージがあるということですね。給料が減って生活の質を落とさないといけない恐怖心、極論言うと路頭に迷ってのたれ死にするかも・・・とでも思うのでしょうか。

それだけ評価されるのを嫌うわけです。それが許されるのならばプラスの評価すらないですよっていうことです。

良くも悪くも現状維持が楽でいいというのは人の本能です。

そもそも評価する物差しの基準を上の者は理解しているか?

先述の人事評価基準である“普通にしていれば当り前に出来ること”の普通が人によってはそうじゃなかったことが明らかになったわけです。例えば、使ったものは元の場所に戻すこと!が出来ない人もいるわけです。出来ない人に対して、皆の前で叱責されているのを見ると心が痛みます。幼稚園児でも出来ることが何で出来てないんや!と。叱責されるのと同時に(赤)シールだらけの成績表でダブルパンチ、明日からモチベーション上げて頑張れる人って多くないでしょう。

突出して出来ている人が目立つのと同時に出来てない人も際立って目立つ。いわゆる◯か×、または数字という絶対評価を全面に出していくと生々しい現実が露呈するわけですね。

でも・・・なにか目に見える基準は必要です。

まずは個人のモチベーションをあげるには?

誰かと比べられて嫌な思いをしたくないさせたくないという温情を含めて考えるならば本人そのものが基準になればいいわけです。解りやすくいうと

本人がどの程度できるのかを数字的に明確化し、昨日の出来より今日の伸びしろが多いか少ないかで評価する方法です。人と比べられるのが嫌な人はこの方法がベストです。

 

1年前1か月前の数字より現状がどうなのか、業績が良くなっていればその頑張りを褒めるのと同時にその要因は何なのか?今後もその方法を活かせるようにサポートする。逆に悪くなっていれば、本人の能力を指摘する前にスケジュールに無理があったのではないか?納期的に適正だったのか?等、まず廻りから問題を解決することで改善しやすくなるわけです。(いきなり能力不足を指摘して改善されるならば最初から出来ているはず。出来なかったのは上司のサポート不足が問題かも・・・)

生身の人間ですから、出来るようになって褒められれば伸びるし、糞カスに言われれば腐るのが人の常。出来たことに対して、どれだけ貢献したかを数字以外の部分で表現するのも上司の役目です。

 

余談ですが、私自身がいちばん嬉しかった言葉は、上司からの直接の言葉ではなく同僚からの言葉。

社長や部長が言ってたよ。Y君(僕)の最近の頑張りはスゴいって。

直接言われると何か裏があるように感じるけど、間接的にお褒めの言葉を頂くとどうしてこんなにうれしいのでしょうね・・・

評価はまず出来たことから

言わずもながですが、いきなり不出来なことを指摘されると悲しくなりますよね。モチベーションが下がるし。

小学生であっても社会人であっても同じで、まず出来たことから評価してあげたいものです。そして今後の課題(問題ではなく)を明確にし、やらせっ放しではなく手厚いサポートをしながら見守るのが業績アップのいちばんの近道かもしれませんね。

といいつつ

フリーランスの私自身、評価の基準は100%仕事があるかないか?売上がどれだけなのか?その2点しかありません。お褒めの言葉をいただこうと、1つ1つの仕事が納期通りに進もうと次ぎに繋がらなかったら無意味・・・

先述通り、誰かと比べられたくない思いもあったわけですから、フリーランスの評価はある意味自分のと戦いかもしれませんね。