50代で起業 後悔しないための自遊な生き方

15年勤めた会社を辞めて起業を成功させるために僕がやろうとしていること

長年勤めた会社を辞めるのは簡単 残されたほうは大変

会社を辞めるのも残るのも個人の自由と言われるが・・・

会社という組織は、余程の理由がない限り欠員が出ると人員が補充されます。補充という言い方はあまり正直好きじゃありません。工業製品の如く、少なくなったから継ぎ足す的な風に聞こえるから。人は物ではないのですから。

人が循環することで対人関係に新鮮みが出るのはいいことですが、循環の仕方が問題なわけです。退職者が続発して、人が入れ替わる・・・これは会社的にはいい傾向ではありません。

在職者のレベルまで新入社員を教育する時間と手間を考えると、余程の理由がない限り、退職者が続出することは避けたいものです。

しかし大概の会社は去る者追わずの姿勢が多いのは何故でしょう?

在職中の会社では実現し得ない夢を追うならば止める必要はないでしょう。逆に応援するべきかもしれません。しかし、そうじゃない場合、不平不満によるヤル気低下の社員を引き止める義理はないのかもしれません。でも・・・・でもですよ。

その部分を解決しない限り第二第三の退職者が出る恐れがあることにほとんどのオーナーは気が付かないのが残念です。

俺の会社、俺の考えにそぐわない人材はいらない

大変失礼な言い方ですが、ブラックと呼ばれる会社のオーナーは殆どこの部類です。退職するかどうか悩んでいる社員目線で考えることができないからでしょう。

逆に、なぜそこまでする必要があるのか?と問いつめられそうです。

人ひとりを感情のある生き物と捉えるならばどうなんでしょうか?

工業製品なら、部品に不備が出たら有無を言わさず交換します。なぜ不備が出たのか、深く考えることはしません。経年過ぎて摩耗したから程度の認識でしょう。

人もおなじですか?

 

小さな出来事の連続がブラックを生む

ブラックと呼ばれる会社は、人を物のように扱うことから端を発すると考えます。

分りやすくいうと

人をぞんざいに扱い出すこと

そのひとつが、呼び捨てです。

下の名前で呼び捨てはまだ親しみの域かもしれません。しかしお前呼ばわりが始まると、聞いている方も不快に感じるでしょう。

パワハラの域ではないですが、その延長線上に何が待っているのは安易に想像出来ます。

呼び捨てにされ続ける

   ↓

人として下に見られている感じ(役職的な上下関係じゃなく)

   ↓

不快さ故に必要最低限度の会話しかしなくなる

   ↓

人間関係がギスギスする

   ↓

社内のモラルが低下(目を見て挨拶しない等)

   ↓

コミュニケーション不足から、伝達ミスが多発

   ↓

お互いにミスの擦り合いが始まる

   ↓

お客様満足が程遠い状態になり製造レベルの低下

   ↓   

売上げが低下し、お客様離れに気が付く

 

時既に遅し・・・・手遅れ状態です。

もの凄く些細な出来事の連鎖反応で、その程度のことで結果に大きな影響を及ぼすことなど誰も思わないのが普通ですが、現実問題、あり得るわけです。

カレンダーを配布しなかったせいで倒産した会社

年末に無償で配る企業の社名入カレンダーを、経費節減の意味で配布を減らしたせいで、倒産した会社が実際にありました。

カレンダーに掛ける経費と倒産がどう結びつくのか、想像出来ますでしょうか?

その答えは・・・

毎年無償で配っていたカレンダーを経費節減を理由に止めた

   ↓

たかが数百円の経費をケチるほど経営が悪いのかという噂

   ↓

取引先として支払が滞るのがいちばん打撃

   ↓

今のうちに取引を止めて信頼ある会社に乗り換え

   ↓

・・・・・どうなったかは言わずもがなです

本当はもっと補間しなければならない小さな出来事があったようです。

蝶が羽ばたくが如く、最初はもの凄く些細な出来事が大変な事態に連鎖した実例です。これを見て、先述の「お前呼ばわり」というもの凄く小さな出来事が、とんでもない事態にまで発展する火種に変わる可能性があるということです。

会社が傾くのは外的要因ばかりではありません

先に述べたように会社が傾く理由は、外的要因だけではありません。

食品スーパーを例に簡単に説明すると

  • 同業他社が同じエリアに出店してきた
  • ライバル店に品揃えと価格で差を付けられ、お客さんの流れが変わった
  • 卸価格に差を付けられるようになった

たくさんある外的要因の一例ですが、会社が傾く理由の中に内的要因もおおいに関係します。

要は・・・・会社が内部から壊れるというもの

  • 人材流失による社員レベルの低下
  • 人員補充がなされないまま、残った在職社員で補間する
  • 単純に労働時間が増え、社員が疲弊する
  • 人間関係に問題が生じやすい空気
  • コミュニケーション不足が製品の出来に直結(クレーム多発)
  • 末端社員との会話が通じない傍若無人な幹部

先に述べた「呼び捨て」同様に、人を尊重出来ない会社の末路がどういったものなのか安易に想像出来ます。

社員満足をろくに出来ない会社が、どうやってお客様満足を実現するのは考えればわかることです。人を増やすとか、給料を上げるとか、休みを増やすとか、そんな単純なことではありません。

余談ですが・・・・・

以前在職していた会社からの仕事依頼がありました。仕事を受けたのはなんと夜の9時です。雑務が多過ぎて、仕事が廻らないので助けて欲しいと言われました。納期は翌日の朝8時です。

普段強気の物言いの営業さんが、ここまで困り果てている状況を察して、二つ返事で受けたわけです。(所要時間1〜2時間程度の難易度の低い低い仕事です)

翌日時間通りに納品を終え、感謝の言葉を頂きました。

そしてこの仕事を通じてひとつの答えが出ました。

仕事は自分だけが満足するためにやるのではない。相手が満足してくれて初めて喜びを分かち合えるもの。

先日、某広告会社に面接に行き、「自分の成績さえよければ、早退しようが休もうが自由」と申した営業さんがいました。営業職はそれでいいのかもしれません。でも私が思うに、社員満足が行き渡っていない職場から生み出される商品でお金をいただくのは気づつないわけです。

※気づつない(関西弁?)=申し訳ない、恐縮するという意味

残されたほうはもっと大変・・・の意味

以前在職していた会社に、仕事の営業を兼ねてよくお邪魔することがあります。

そしていつも言われる言葉があります。

Yさん(僕)にいち抜けされて、数ヶ月後にもう1人抜け、また今月ひとり辞めるんです。Yさんは自由にフリーランス出来ていいと思いますが、残された私を含め、社内は大変なんですよ・・・

正直言って、知らんがな・・・です(冷たすぎるので口にはしません)俺が辞める直接的原因は君だとは今更いいませいいし。その変わり、こうやって外部に籍を移して仕事のお手伝いをしているわけですから。

フリーランスがお気楽でいいよね!なんていっているわけではないのは承知です。

社内に残って、幹部の傍若無人さに我慢しながら仕事をする窮屈さは在職中から感じていたことなので何もいえませんが・・・・

勢いで会社を飛び出すのも大変、残されたほうはもっと大変

その意味を分っていただけたでしょうか?

また、滅多にない事例を、さも当然の如く書いていることに不快感を覚えるならば、何も言わずにスルーしてください。