フリーランスで仕事をするにあたり、前職場(印刷会社)の社長からの言葉
最初から誰でも上手くいくなら、フリーランスが話題になることってないです。余程の強運の持ち主ではない限りボロい商売じゃないのは当然じゃないですか。
その中で一握りの儲かって成功する人が注目されて、取りざたされて、さも
「固定化された旧態依然の職場から解放された新しい仕事の仕方」なんて未来志向のビジネスとして話題になるんですよね。
それを勘違いする人が実に多い!
社会経験もないのにいきなりフリーランスで仕事しようとする輩が多いのも事実。
弱冠二十歳の若者がビジネスで年収◯億円?まったく冗談な話。何回も言いますが、普通じゃ上手くいきっこないことで成功するから話題になるわけです。
Yさん(私)はベテランだし、この業界では長いから実力的には問題はなくても、営業的センスに関しては思い切り勉強が必要ですよね。
※そげんなこと言われんでもわかっとるちゅうねん!(心の声です)
だから
最初はうちの会社の仕事をして勉強してください。
勉強やと!?(心の声です)
うちの仕事の単価は相場からして安いほうです。うちの仕事だけでは営業的に難しいかもしれません。
でも・・・
難しいことを強いて勉めると書く通り、精を出して勤めることであり、儲けを削って時間を削って実績を積むという意味においてうちの仕事はまさに勉強に値するという意味です。
なんかわかったようなわからんような・・・要は安いけど仕事頼むわっていう意味です。うまいこと丸め込まれた気がする・・・いや、気がするじゃなくその通りです。
確かに他方でもよく聞く話です。
実績と信用とコネを作る意味に於いて、安くても引き受けないといけない仕事もあるということ。
やりやすい仕事ばかりだと能力が上がらない。私の場合、デザイナーという職業柄、単発物のチラシ類は得意だけど、複数ページの小冊子は苦手という一面がある。だからたまにはそういう類いの仕事のチャレンジする必要があるわけです。
(イラストレーターだけじゃなくインデザインもそこそこ使えないといけないっていう話)
会社としては仕事をバンバンこなす外注先がほしい。私としては売上げが欲しい。
利害の一致というやつですね。
軌道に乗るまでは、こういうスタイル(前職場からのお仕事依頼オンリー)が続きそうです。
今日の教訓
今、損をしてでも未来の得を取れ