50代フリーランスは自己責任という足かせを履いた自由な世界

成功させるために僕がやろうとしていること

薄利多売のデザインどう思う?

ココナラっていう得意のフリーマーケットに参加してよく思うこと

同一内容の出品なのに値段がピンキリなこと

例えば私が出品している「名刺作成」

最低価格設定の1000円の方って結構います(かつての私もそうでしたが)

条件として

  • 既存名刺そのまま再現
  • 写真素材、文字素材支給で配置もお客さん指定
  • 決まり決まった雛形に希望文字差し替え

そのレベルです。

私が頂くお仕事のさ中、お客さんから以前使っていた名刺も拝見させていただくのですが、“おぉ!!!すごっ”って思うものはひとつもありません。だから新規リニューアルするんだろうけど。

 

こんなお客さんの生の声が印象的

高いお金を払ってこの出来です。どう思います?

明らかに気に入ってないですね。拝見させていただくと確かにこの品質でこの値段はどうよって感想。ぼったくりといえば聞こえが悪い。中には高くても値段以上の価値を提供できる人もいますが、並べただけ。考えて作った雰囲気なし。小綺麗だけど何も感じない。その人となりが感じられない。

そんな不満の声もたくさん聞きました。

先に話した1000円程度なら値段相応だから仕方ないと思います。既存のフォーマットに名前を差し替えただけ。

お客さんが望むのはそこじゃないんですね。商売が上手くいくための切り込み隊長的な役割を望むのならば、名刺作成にはお金をかけるべきです。

薄利多売という必要悪

しかし・・・しかしですよ

1000円で出品して誓約数が桁違いに凄い人もいます。

いわゆる薄利多売ってやつです。

販売する側からしてみればそれもひとつの正しい方法です。本人がそれで続けられればOKですが、いちデザイナーとして考えるならば複雑です。

その程度の品質と割り切って安く売りまくる。

いい商品を如何にして高く買ってもらうかという工夫を日々考えている私には、薄利多売の手法は合っていません。どちらが勝ち組かといわれれば、私ではないことは明らかです。

同じ仕事をして薄利で勝負する気質は日本人的発想です。値段=価値ということに置き換えたくないですが、一所懸命作った成果物にある程度の値段がついて、お客さんに喜んでもらえるのがデザイナーの本望じゃないですか?

私が以前勤めていた印刷会社もデザイナーを食い物にする体質でした。

受注金額という大きい括りがあって、その中で値段が割り振りされる。いわゆるどんぶり勘定ってやつですね。制作にどれくらいかかるのか一応相談はあっても「まぁそんなにお金出せないけど・・・」

えっ?ならば受注するな!とは言えません。1円でも利益が残ればやるのが会社ですから。同じ仕事をするならば1円でも高く買って欲しいと思う制作者の願いを無視して、薄利多売されたらモチベーションは上がりませんね・・・。

商売の勝ち負けっていったい何でしょうか?

安く買いたたかれるのではなく、自ら安売りするのは勝負には勝っても心の中は決して晴れ晴れとした気分にはなれません。

安かろう悪かろうではないけれど値段相応に手加減してデザインすること、またそれを買う人・・・。そういう割り切った考えの人が案外多いと実感します。

心から喜んで欲しい、値段以上に商品に価値を感じて欲しい、そのツールでお客さんの商売が成功して欲しい、そう思う私はどこまでいっても綺麗事なのでしょうか?