50代フリーランスは自己責任という足かせを履いた自由な世界

成功させるために僕がやろうとしていること

納期という縛りに苦しむ人達

私たちは日々何がしら生産したり消費したりして生活しています。

生産者側にまわれば、消費者からの納期限の指示を守る義務があるし、消費者から見れば、少しでも早く手元に届くことを望みます。

得意のフリマ「ココナラ」で仕事をさせて頂くなかで、「納期」に対する捉え方が少し変わりました。

私の方から簡単な日程と納期の目安を提案し、特に急いたわけではなく、余裕を持って作業を終了したのですが、お客さんからの感想で

素早い対応と短納期で仕上げて頂き有難うございます

というメッセージ。

多少の社交辞令も含まれているとは思うものの、私としては非常に緩い日程で作業をさせて頂いたので、意外に感じました。

納期限は絶対という縛り

私が印刷会社に勤めていた時のお話です。

自社の営業担当経由またはネットショップ経由でお仕事を受注するのですが、頭に血が上るほど嫌いな言葉がありました。

“1日でも早く届けて欲しい”

“急ぎなんです!”

“一体いつ届くんですか?”

お客さんの気持ちはわかりますが、物には順序というものがあります。早く欲しい場合は当然短い営業設定で値段に反映して高くなりますし、早く注文された方を優先させるのが常です。

注文する側はそんなのお構いなし(当然だと思う)

会社の姿勢も、来るもの拒まず、生産キャパ無視でどんどん受けるものだから、製造現場はたまりません。

まぁ問題は、現場の状況を把握せずに、担当者の一存で納期を設定してしていることですね。

営業担当にどういう基準で納期決めてるの?っていう質問すると

適当やんそんなん!

いちいち現場に確認せえへんわ

俺は仕事を受けるのが仕事

現場はそれを裁くのが仕事

立場は平等や

同じ現場で働くものとしてショックな言葉です。お客さんの希望ならともかく、適当に決められた納期のせいで、徹夜を強いられる場合もあるわけですから。

本来は、お互いに融通させて折り合いのつく納期設定がベストなのですが。

そうやって決められた納期は絶対だと思いますが、お客さんの言いなりではなく「出来る可能性のある納期限の設定」をすることが信頼関係を保つ方法ではないでしょうか?

それでも無茶をいう輩

BtoBの関係で下請けで業務を委託された場合、金額面もそうですが、納期に縛りがある場合が非常に多いです。

下請けに発注するのを忘れて、「急ぎやねん!頼むわ」っていう会話は日常茶飯事です。

“お前んとこで長いこと寝かしたしわ寄せを、なんでうちが被らなアカンねん!”ってよく思ったものです。

しがらみがあるが故に「しゃ〜ないな・・・今回だけやで!次回は値段に色付けてくれんとせえへんでなぁ」といいつつ、一回無理を聞くと「無理やないんや」って思われ、同じ条件が続くという最悪なパターン。

しがらみはある意味大切ですが、問題が発生した場合、毅然とした態度を取り難い、特に下請けの場合は問題です。

お客さんにひと言忠告

ここでいうお客さんとは、エンドユーザーやBtoBの仕事を依頼するすべての立場の人です。

お客さんに喜んでもらうという意味においては、短納期であっても期待にそえるように頑張ります。しかし発注側の不手際が原因で短納期を強いる場合は、ひと言小言を言わせて頂きます。

お客さんA:「気が付いたら名刺があと1枚しかないねん。明日配る先があるから今日中に届けてほしいねん」

お客さんB:「事務で使う伝票が在庫ゼロやから、大特急で作って!データないから一から見本通り作成して!文字の数少ないからおたくの責任校正でええやろ」

今まで数えきれないくらいその台詞を耳にしました。責任校正というのは相手に責任を押し付ける無責任極まりないやり方です。実際問題、端物や名刺程度なら、半日もかからず出来上がるのですが、それを優先させることにより他の予定が狂うことがいちばんの問題です。

自社の備品(名刺や伝票他)の管理も出来ないのに、どうやって顧客管理が出来るのか?平均的に毎日どれくらい消費しているのか把握すれば、突然在庫ゼロに気付くなんてないでしょ?それともうちが貴社の倉庫の在庫状況を調査して、なくなりそうな頃合い目掛けて作っておきましょか?その代わり値段は高こうつきまっせ

エンドユーザーさんの場合も同じくです。

イベントをするのに思いつきで、チラシ作らなアカン!はないです。大抵の場合、「発注するのを忘れてました」が圧倒的に多いわけです。素直に理由をいってくださる方はまだ良心的ですが、自分のことは棚に上げて業者を悪者にする場合も少なからずあります。

“A社に頼んだら次の日の出来上がったのに!”って文句言うのならA社に頼んでください。A社の現場も同じ思いですよ。頼む側の配慮があってこそ、受ける側は最大限にお役に立ちたいと思うわけですから。

急ぐなら急ぐなりの行動を

昨今ネット通販で商品を購入する際に気が付いたこと。

通常クロネコさんや佐川急便さんが届けてくれるのですが、夜中(7時8時)の配達が当たり前のようにあります。遅くまで大変ですね・・・と声をかけると「ネット通販の配達多く、裁ききれない」とのこと。私としては「お宅の事情なんぞ知るか!」とは思えず、期日に届ける苦しさを味わったことがある身としては同情してしまいます。

結論・・・

その商品を早く欲しいのならば、早く購買行動を起こしなさい。

届けてほしい日は多少サバを読んで待ってほしい。

頼む側も頼まれる側もお互い配慮し合ってこそです。