真実を歪んで伝えるメディアの末路

2020年1月21日の朝日新聞社

「財政健全化に向けて目標実現の具体策を」という記事を読んで思うこと

政府の見解を述べているのはいいけれど、言っていることが正しいのかどうか理解をせずにそのまま伝えていることに違和感を感じます。

社説って新聞の顔ですよ

で・・・この見解ですか?

記事の要点だけをピックアップすると

  1. 財政健全化を達成しようという本気度が伝わってこない。目標が形骸化している
  2. PB(プライマリーバランス/基礎的財政収支)の黒字化を目標に掲げて15年が経過して、いまだに達成されない。2020年度達成目標を2025年に先送り
  3. PB黒字化は政策経費を借金に頼らずにその年度の税収等で賄う
  4. 財政健全化が遅れている理由に「税収の伸びが想定より緩やか」「消費税率引き上げの延期」があげられる
  5. 負担を次の世代へ先送りすることのないように、財政健全化を進める
  6. 経済再生なくして財政健全化なし

この見解・・・突っ込みどころ満載です。

財政健全化の本気度とPBの黒字化先送りに関して

安倍総理はおそらく理解していると思います、この政策では景気回復が無理なことを。

余談ですが、昔のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の第1回目の放送で、地球防衛軍の艦隊が次々と撃沈されていく様を見て、沖田十三艦長のうめくような台詞「この艦では勝てない・・・」と似ています。

安倍総理もおそらく「この政策では景気回復出来ない・・・」と。

そもそも政策の入口からして間違っています。デフレ時に財政健全化は真逆な政策であること。インフレ時には歳出削減や増税によって財政健全化は理解出来ますが、世の中にお金が廻っていない状態での緊縮財政は、川の水が干やがるが如く、デフレをさらに悪化させます。また、「誰かの赤字は誰かの黒字」ということを理解していれば、PB黒字化が経済を冷え込ませることになることくらい分かるはずです。

PB黒字化は借金に頼らずにその年度の税収等で賄う

国民から吸い上げた税金の本来の意味を理解していれば、この台詞が無理なことが分かります。

予算執行額を税収ありきで考えること自体ナンセンス。そもそも税金は財源を目的としたものではなく、景気を調整する為のもの。税収入額の決定は予算執行年度の最後に発生した副産物であり、予算執行のための財源にはなり得ません。

経済再生なくして財政健全化なし

以下の台詞は真逆でありながら今の日本では正解です。

経済再生したければ財政を悪化させるべし

頭のイカれた逆噴射野郎の台詞ではありません。デフレが20年以上続く日本は、政府が最大限に赤字を拡大してでも、世の中にお金が廻る仕組みを作らなければなりません。消費税を失くし、法人税所得税の累進性を強めることで所得の格差を減らし、その財源は社会保障にぶっ込む政策。(財源を政府の赤字補填には絶対使うべからずです)

世論は不要不急の歳出が増えることを懸念していますが、そんなことを言っている場合ではないことは常人なら分かるはずです。

例えば・・・・

自分の家族が病気で、手術に1000万円かかるとします。でも手元には100万円しかありません。

「100万円しかおまへんねん。100万円分だけ直してくんなはれ」って言いますか??誰かに借金してでもお金を工面して手術してもらうのが普通ではないですか?ましてや日本政府は無限にお金を生み出す「打ち出の小槌」を持っているわけですから、躊躇する意味がわかりません。財政再建を実現すれば、経済は再生出来ないほど破壊されるでしょう。

歪んだ真実はゴミ箱へ

なぜ新聞やテレビニュース報道が、真実を伝えないのか誰もが知っていることです。

国に忖度しているから

軽減税率の対象にしてもらっている新聞やテレビニュース報道のスポンサーは大手企業であり、企業は政府と裏で繋がっていることを鑑みると、都合の悪い真実を伝えられるはずないですよね。

とはいえ情報源の一部である以上、見て見ぬ振りは出来ません。

我々がとれる防衛策としては、本当に正しい情報で武装して、正否の判断が出来るようになること。然るべき態度で政治に参加することではないでしょうか。

以前にもお勧めしましたが

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 中野剛志さんの著書「奇跡の経済教室」を読めば目からウロコが落ちて歴史は絶対に変わると信じています。

の 安倍首相の言葉からは、財政健全化を達成しようという本気度が伝わってこない。目標が形骸化
 安倍首相の言葉からは、財政健全化を達成しようという本気度が伝わってこない。目標が形骸化
 安倍首相の言葉からは、財政健全化を達成しようという本気度が伝わってこない。目標が形骸化
 安倍首相の言葉からは、財政健全化を達成しようという本気度が伝わってこない。目標が形骸化