大本営発表 景気は緩やかに回復傾向という虚偽

2019年末政府発表の月例経済報告における景気判断の発表を見て、目を疑うような報告に唖然。

景気は緩やかに回復傾向でしょう

2019年10月からの消費増税による消費の落ち込みを過小評価しているのか、全くデータを見ずに感覚だけでいっているとしか思えません。

新聞メディアに掲載されていた消費増税による影響

  • 小売り(10月対年同月比7.1%減)自動車17%減、機器器具15%減
  • 実質消費(10月対年同月比5.1%減)
  • 景気動向指数(10月は前月より5.1ポイント減)
  • 日本工作機械工業会 11月の受注額 前年同月比37.9%減

ともに、前回2014年8%への増税時より大きな影響を及ぼしています。売上げの下落2桁台というのは企業にとっては致命傷に近く、景気動向指数に至っては、2011年東日本の震災と同じレベルの下落傾向です。

これのどこが緩やかに回復なのか意味不明です。

私自身も感じるのは、2019年10月以降、従来のクライアントからの受注金額が約10%減、またクラウドサービス「ココナラ」からの受注金額が40%減。まあ、すべて10%消費税のせいではないと思いますが、気持ちの部分で冷え込んでいるのは事実ではないでしょうか。

この時代に大本営発表されるとは思わなかった

大本営発表とは、第二次世界大戦大東亜戦争)のさ中、嘘とでたらめに満ちた発表を垂れ流し続け、“あてにならない当局に都合のいい発表”の代名詞として使われています。おそらくその狙いは国民の士気を鼓舞するためだったのでしょう。仮に事実を国民に伝えると(国民に今までの戦果が嘘だとばれる)信頼を失い、戦争遂行が難しくなることも分かっていたからです。

そして現在、森友・加計問題や桜を見る会問題など、虚偽に満ちた安倍政権下において、またまた「景気は緩やかに回復」とんでも発表です。戦時中の軍部の発表となんら変わらないレベルじゃないですか。

ご飯論法を例にとると

A氏「君は朝ご飯は食べたか?」

B氏「ご飯は食べていません(パンは食べましたが)」

A氏「何も食べなかったんですね?」
B氏「何も、と聞かれましても、どこまでを食事の範囲に入れるかは、必ずしも明確ではありませんので」

・・・・という真実をはぐらかすような論法ですが、今回の大本営発表は、はぐらかす以前に誰が見ても何処をとっても嘘です。

これだけの嘘を垂れ流し続ける理由はひとつ。

「政権の継続」

国民がどうなろうと、自分の在任期間を継続することしか考えていない証拠。

かつての軍部が戦争を継続させるために虚偽の発表し続けたこと同様に、安倍政権を維持するために嘘をつく。

この国のトップは75年前から成長が止まっているとしか言いようがありません。