「音楽の力」は恥ずべき言葉なのか?

2020年2月2日の新聞に興味深い記事

坂本龍一氏「音楽の力」という言葉は、恥ずべき言葉としてコメントを残しています。

一部抜粋すると

音楽のチカラなんて、おこがましいと思う。元気を与えるとか、もらうとか言うじゃない?あれも僕は嫌いなんだよね。元気を与えてやるぞなんて態度で音楽やる人、そんなにいないと思うのだけど。ぼくには「寄り添う」って言葉が一番近いかな。一緒にいるって感じだな。

上から目線や恩着せがましく「元気出せ!」っていうメッセージ性が強過ぎると音楽は受入れ難いけれど、今の自分の心境を歌詞に垣間見たりすると少し前向きになれたりもするから、一概に「おこがましい」でもないんじゃないですか?

少し前の歌で竹原ピストルさんの「よーそこの若いの」はどこかのCMソングにもなりましたが、その一節

よーそこの若いの こんな自分のままじゃいけないって 頭を抱えているそんな自分のままで行けよ

2年前に会社を辞めてフリーランスを始めた時、随分この歌詞に力付けられました。やっていけるんだろうかという不安しかない状況で、誰も順風満帆なスタートはない、だからとりあえず気負わず今のままでやっていこうと背中を推してくれた曲です。

「音楽の力」という言葉・・・ありですよ。