サブスクって本当にお得なの?

サブスクリプション」略して「サブスク」っていうサービスご存知ですか?

商品(物)やサービスに代金を直接支払うのでなく、利用できる期間に支払うサービスの事で、一般的には「定額制」のサービスの事を指します。

代表的なサブスクとは?

思いつくだけでもこれだけの定額サービスがあるわけです。どのサービスも「期間中利用し放題」のお得感を全面に打ち出していますが実際のところなんでしょうね。

サブスクのメリットとデメリット

メリット
  • 初期費用を抑えられる
  • 追加の維持費がかからない
  • 動画・音楽系サービスは保存メディア(CDやDVD等)が不要
  • 期間限定で自分の興味の幅を広げることができる

デメリット

  • 長く使用するとコストが高くなる可能性がある
  • 使わなくても料金は発生する
  • 提供企業が倒産したりするとサービスが利用できなくなってしまう

車のサブスク価格シミュレーション

・KINTO(キント)サブスクでトヨタAQUA1.5Lを3年間乗車した場合

 月々43,450円(税金メンテナンス費用込)

実車を現金購入で3年間乗車し下取に出した場合

 車輌代1,964,820円

 税金・メンテ・保険等405,445円

 3年後の下取価格982,410円

 月割の経費38,552円

常に新しい車種に乗りたいのであればサブスクを利用する価値はありますが、庶民感覚で見ると“3年でコロコロ買い換えするか?”です。仮に買い替えたとしても、余程の価値のある車種でない限り3年後の下取価格はたかが知れています。そういう私自身もトヨタシエンタを10年以上乗っていますから、KINTOはデメリットでしかありません。

 ADOBEアドビソフトのサブスク価格シミュレーション

すべての製品が使えるCreative Cloudコンプリートプラン

年間一括払い65,760円(月払いで5,680円)

モリサワフォントのサブスク価格シミュレーション

年間一括払い54,780円

かつてのソフトウエアはパッケージ販売が主で、ハード(パソコン)の進化に伴ってソフトのバージョンアップが必要でした。まるでソフトとハードのいたちごっこのようです。しかしサブスク契約することによって、ハードの進化とともに常に最新ソフトウエアが使えることになります。

サブスクは今後伸びるのか?

今後PCもサブスクになれば、誰もが最新のハードとソフト環境を使えることになりますが現実はどうでしょうか。

私自身の所持するPCは、ソフトもハードも含め7年経過しています。仮にADOBEのサブスクを利用したとすると約46万円です。(実際はアカデミック版で購入して7万円)「いつまでそんな旧環境でやってるねん!?」と人からよく言われます。使える周辺機器もソフトウエアもだんだん合わなくなっています。新しい環境を揃え続けるには継続的にお金がかかります。また一番懸念することは、最新の環境でも「制作物のレベルが劇的にアップしない」こと。

一昔前は、フォトショップイラストレーターを両方行き来して作成した複雑なイラストもどちらか単体でしかも素早く作ることが出来るようになりました。「効率よく出来る」メリットくらいで、「目も眩むような素晴らしいデザイン(表現)」は難しいです。サブスクで最新ソフトウエアを使っている気持ちよさは一瞬。全てを使いこなせていないもう一人の自分がいる以上、ホイホイと乗り換えすることを躊躇するのは私だけでしょうか?

車のサブスクも同じく、3年で乗り換えることをメドに計算すると経費的にトントン。5年10年サブスクで利用すると恐ろしい経費がかかります。自分の手足のように使いこなせる3年後にポイ乗り換えじゃなく、支払った対価を無駄にしたくないのと「自分の車」という意識で大切に乗りたいのは私だけでしょうか?